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Author:無族協和
昭和生まれの平和と民主主義を愛するサラリーマン。
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読書メモ「労働再規制」 |
2009/01/01 [Thu]20:45 category: 読書メモ
この本の中で著者は、2006年が日本の労働政策のターニングポイントであると強調されている。小泉政権の交代と前後して経済財政諮問会議中のメンバー変更による力学の変化があったことを裏付けられている。特に、小泉元首相と二人三脚で進んできた竹中平蔵氏の発言力の急激な低下が象徴的な出来事ととして取り上げられている。
確かに、政府中央における2006年における力学の変化はあったのだろうが、実生活に関しては、2008年から何年かは続くであろう経済的、政治的大変動の中で、どのような動きになっていくのかを注視していく必要はあるでしょう。これからが正念場です。
それと、小泉・竹中路線(規制緩和に名を借りた持たざる側の個人を切り捨てていく冷酷な市場原理主義路線)をどうのように批判的に総括し、これから日本政府を担う政権党(自公であれ、民主であれ)がどの程度の本気度で、社会再生に向けて取り組んでいくのか、その立ち位置が明確になってくることになるはずです。(自公では絶対無理でしょうが・・・) 持たざる側の個人、それに弱者が、少しでもむくわれ、希望が持てる社会にしてほしいし、そのような政策転換の重要な課題の一つとして、破壊された労働者保護政策の再建の参考になる書籍であると思います。
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テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌
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