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さて、来年の今頃は・・・
あるいは、当てにならない未来予想図
あっという間
2012/11/22 [Thu]00:17
category:雑感
気が付けば4年近くもも更新してへんかったのね。
あっという間やね。
4年の間に、政権が自民党から民主党に交代し、首相が3人も変わり、民主党が当選当初の理念を忘れて、右往左往し、2人目の菅首相の時の2011年3月11日の東日本震災を経て、政権運営が立ち行かなくなって、3人目の野田首相で突然解散。
そして、今、選挙の準備で、右往左往。
明るいネタもなく、さて、来年の今頃は・・・
どうなっているやらです。
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読書メモ「子どもの貧困―日本の不公平を考える」 (岩波新書)
2009/01/04 [Sun]08:28
category:読書メモ
子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)
(2008/11)
阿部 彩

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昨年末にすでに読了していたのですが、筆不精が災いし、今日の感想アップとなりました。
貧困問題は、すでに社会問題化し、さすがの大手マスコミも連日何らかの形で報道せざるを得なくなってきました。それほどこの深刻になってきているということの証左なのですが、結局社会的弱者と呼ばれる人々にシワ寄せがきています。

この本は、その社会的弱者と呼ばれる子供の貧困について最新の知見をもとにまとめられています。ただし、親(=大人)の貧困状況については横に置き、あくまで子どものおかれている貧困状況とその政策について現状分析とこれからどうあるべきかということを主眼に置かれています。
日本社会の子供に対する「貧困」さはなんともやりきれない状況でありながら、結局、親の就労支援、少子化対策などというこれもまた中途半端な政策により十全なもとのなっていない。その状況が子どもの置かれている状況からも十分に理解される内容になっている。
行政、政策にかかわる人にはぜひ参考にしてほしい書籍だと思います。

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読書メモ「労働再規制」
2009/01/01 [Thu]20:45
category:読書メモ
労働再規制―反転の構図を読みとく (ちくま新書)労働再規制―反転の構図を読みとく (ちくま新書)
(2008/10)
五十嵐 仁

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この本の中で著者は、2006年が日本の労働政策のターニングポイントであると強調されている。小泉政権の交代と前後して経済財政諮問会議中のメンバー変更による力学の変化があったことを裏付けられている。特に、小泉元首相と二人三脚で進んできた竹中平蔵氏の発言力の急激な低下が象徴的な出来事ととして取り上げられている。

確かに、政府中央における2006年における力学の変化はあったのだろうが、実生活に関しては、2008年から何年かは続くであろう経済的、政治的大変動の中で、どのような動きになっていくのかを注視していく必要はあるでしょう。これからが正念場です。

それと、小泉・竹中路線(規制緩和に名を借りた持たざる側の個人を切り捨てていく冷酷な市場原理主義路線)をどうのように批判的に総括し、これから日本政府を担う政権党(自公であれ、民主であれ)がどの程度の本気度で、社会再生に向けて取り組んでいくのか、その立ち位置が明確になってくることになるはずです。(自公では絶対無理でしょうが・・・)
持たざる側の個人、それに弱者が、少しでもむくわれ、希望が持てる社会にしてほしいし、そのような政策転換の重要な課題の一つとして、破壊された労働者保護政策の再建の参考になる書籍であると思います。

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あけましておめでとうございます。
2009/01/01 [Thu]00:00
category:雑感
あけましておめでとうございます。
あまりアップ数も少なく、質もそれほど高くないボログですが、継続は力なりということで息長く続けていきたいと思います。
特に、年初から経済的苦境の中に放り出される人々が急増している中、少しでも社会的弱者に対してやさしい世の中にしていくために微力ではありますが、取り組んでいければと考えています。そのとっかかりをこのブログに取り組むことで充実させていきたいと考えています。
新年のおめでとうも空疎に響く現状ですが、今年一年よろしくお願いします。
(宛先のない挨拶となりました)

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あっという間の1か月
2008/12/30 [Tue]07:44
category:雑感
書く内容にこだわりを持ちすぎたようでアップの間隔が開いてしまいました。
「雑感」というスタイルでいくのならもっといろんなことを書くことを恐れずアップすれば良いと思いなおして、更新していこうと思います。
他の私的なブログにも書いたのですが、前回ブログをアップしてからはや1か月。書かなくなるととんと書かなくなり、あっという間に間隔が開いてしまうブログの恐ろしさ。毎日更新されているブロガーの方々には頭が下がります。

しかし、2008年も暮れようとしていますが、改めて今後の社会を方向づける1年であったと後年語られるような1年ではなかったかと思います。(良い意味であってほしいですが・・・)
世界経済を揺るがし続けて市場原理主義的な経済体制を見直しを迫る米国発の金融危機、8年間米国の大統領であり、世界をかきまわし続けたブッシュ政権のたそがれとオバマの登場、それらの危機と同じくして自公政権の混迷と末期的な状況。どれ一つとってみても世界はお互いに影響しあい共鳴し合っているという意味でひとつであることを実感させられた1年でした。
混迷は深まるばかりで、先行きが全く見えない状況ですが、その様な厳しい状況中でも人々は踏ん張り、現状を打開しようとする動きは止みません。
それらの人々の頑張りを希望の糧として、来年も少しずつでも前に進めていけたらと思う今日この頃です。

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